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カンニング・スタンツ第16話完結

更新しました!
http://museru.digi2.jp/16/16g.html

今回登場した召平は、今年引退を表明したプロ野球選手の田口壮選手がモデルです。

1626.png  tagu.jpg

田口選手はオリックス黄金時代の中心選手で、パ・リーグを代表する外野手でした。
2002年に華々しいメジャー移籍を遂げましたが、はじめのうちはレベルの違いに全くついていくことが出来ず、
マイナーでの生活を余儀なくされます。
ネット上では「イチローになり損ねた勘違い野郎」などと罵倒されましたが、
それでもめげることなく苦しいマイナー暮らしを生き延び、そのうち常勝カージナルスに
欠かせないバイ・プレイヤーとなり、チャンピオンリング獲得に貢献するまでになりました。

よく田口選手は「日本でもメジャーでも大して成績が変わらなかった選手」などと言われていますが
それができることがどれだけ偉大なことでしょうか。
私は久しぶりにメジャー昇格した田口選手をたまたまテレビで見た際に、
スマートだった日本時代より遥かにビルドアップされた体格や、
かつての面影のない外人選手のようなクラウチング気味のバッティング・フォームを見た時、
素人ながらに「この選手は本当に努力してメジャー・リーグにしがみついているんだ!」と感動したものです。

2010年からは古巣のオリックスに戻り、ベテランらしいプレイで活躍していましたが、
今季惜しまれながら引退を決断しました。

田口選手と言えば野球選手には珍しく(?)文才豊かなことでも有名です。
メジャー移籍直後からホームページ上で連載していた日記は、
苦境であってもユーモアと前向きさを失わない人柄が率直ににじみ出ている名文が多く、
マイナーぐらしの時分には蔑称だった「日記職人」というあだ名を、
自らの活躍と、質の高い日記の大量更新によって愛称に変えたことも印象深い思い出です。

今後は野球解説者として活動されるようですが、いつか現場に戻って欲しい方の一人ですね。


っと。こんなに田口選手のことを書くとは思わなんだ(汗)

本編の話をしますと、実は今回の「召平、偽りの勅令を下す」のシーンは
もうちょっと前にやるはずだったんですが、うっかりど忘れしてしまったのです。
それで今回強引にねじ込むことになったんですが、そのためリズムがおかしくなって
なかなか清書する気が起きず、更新が間延びした理由のひとつになってしまいました・・・。

歴史という元ネタアリのジャンルなので、まさかストーリー面でここまで苦労することに
なるとは思っておらず、誤算もいいところでした。
今後は気をつけていかなければ。

あと、細かいところだと、漫画の中では
陳勝の残党だった呂臣が陳に籠城して秦軍と交戦していましたが、
史実では一度陳から敗走した後に黥布と連合したことになっています。
あまり正確さだけを追求すると描写がしつこくなるので割愛致しました。

次回以降から項梁軍が中原に鹿を逐い始めるので、戦争の連続になります。
だれか私に戦争シーンを上手に描ける画力を下さい・・・。

17000.png
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