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外伝②更新。「ポッと出の元文官」章邯と「敗軍の将」李信についての雑感

ブログの更新もしなきゃね・・・
元ネタ解説します!


今回の話の主人公の一人だった李信

1124.png

モデルはSBホークスの松中信彦選手
matsu.jpg

モデルにした理由は・・・悲劇の好打者だから・・・
・・・プロ野球を知ってる方なら分かると思います・・・言わせんな!グスン



あと李信の敗戦をうけて戦線復帰した王翦将軍は、アメリカ海軍のハルゼーです
g206.png   haruze.jpg

王翦のセリフ「楚ザルを殺せ!(ry)」は
ハルゼーの「KILL JAPS, KILL JAPS, KILL MORE JAPS. You will help to kill the yellow bastards if you do your job well.」という言葉から



ちなみに11話で1コマだけ登場した白起は同じく米海軍のチェスター・ニミッツです
1137.png       nimiz.gif


コメント欄では章邯が凄い人気です!
1202.png

正直、かっこ良く描いてるつもりではあるのですが、ここまで人気になるとは思わず驚愕。
ちなみに、この漫画における章邯の「戦前は李信将軍の幕僚軍人だった」という設定は作者の勝手に考えたもので、
囚人軍団を率いて張楚の周文を撃退する以前の章邯の履歴は、歴史に記録されていないため不明です。
歴史上に現れた時には既に少府という高級官僚でした。

中国史というと文民統制、文尊武卑、軍人は野蛮な戦争屋でインテリ文官と相容れないみたいなイメージがあるので、
章邯は「ひ弱い一文官が急に将軍に抜擢されて、奇跡の逆転勝利をおさめた」みたいに描かれることもありますが、
実は結構な高官ですし、この時代は蒙恬のように文官と武官を行ったり来たりしている例もあるので、
普通に一軍を率いる資格は十分にあった人物なのだと思います。

ちなみに蒙恬は始め裁判関係の文書を扱う文官→軍人に転身し李信の副将、楚に敗戦するも後に李信と共に復帰
→統一後に内史(首都圏の長官。現代日本なら都知事?)→北伐30万の軍勢を率いる司令官、秦軍トップランク。
という転身転身アンド出世を遂げています。(そして始皇帝が死去すると胡亥らの陰謀で謀殺されたのは漫画の通りです)
カンニング・スタンツ第5話「暗転」(完成)0015 第五話に登場した蒙恬

章邯もこういった人事異動を何度か経験していたと考えてもおかしくありません。
(ちなみに戦後に蒙恬が就任した内史と章邯が就いていた少府の位は、同じ秩禄二千石です。
ランク的な話になると、九卿の末席であった少府よりも職責が広範囲に及ぶ内史の方が上な気もするのですが・・・詳しい人教えてください・・・)
漫画では、「元々生粋の軍人ではあったものの、ずっと幕僚畑にいたので将軍への抜擢にはビックリ」という描き方で、
「ドラマティックな転身を遂げた文官」説と「もともといっぱしの軍人だったんだよ」説の
いいとこ取りをさせてもらいました。

その上で、楚との因縁をつけておきたかったので、楚に敗戦した李信の元部下であり、
李信失脚後は王翦の部下として楚攻略に従軍したという架空の設定を用意したのです。

ちなみに、この漫画では「自信家の若い李信将軍が20万の軍勢で敗戦し、熟慮のベテラン王翦が60万で勝利した」の
有名なエピソードは採用しませんでした。

これにもちょっとした個人的考えがあるんですが、長くなってきたので次回の更新に回したいと思います。
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