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褒められた経験

新年度の人事異動に引っかかってしまったため、
今月から新しい支店で働いている。

このあいだ、前の部署では「やって当たり前」のことをやっていたら
上司から「なんて気の利くやつなんだ!」と褒められてしまった。

今までは皆、普通にやっていたことなので
褒められてもそれほど嬉しくなかったというか、
正直言って困惑してしまった。

私はぱっと見マジメに見えるらしく、
最初のころはこんなふうに評価されることも多い。
しかし半年も経つとメッキが剥がれるというか、
本性がバレるので、そのうち
「あ、コイツダメだ」
と思われるようになってしまう。

今回はいつまでもつだろうか。


今まで、
組織の中で称賛を浴びるような経験は皆無だったが、
それでもたまに褒められることはあった。


よく覚えているのは、小学生の頃の相撲大会だ。
私の小学校では毎年相撲大会をやっていた。

昔から身長だけは高かったが、
運動音痴で非力だった私は
相撲の実力はクラスでも下位の方だったと思う。

四年生か五年生の時だったか
その年の私の対戦相手は田村君という
小柄で病気がちな子だった。

クラスの中でも数少ない
「私が勝てるレベル」
の生徒だった。

さて
試合が始まると、がっぷり四つ―
だったかどうかは覚えてないが、
組み合ったまま動けなくなった。

運動音痴同士が相撲を取ると、
お互いにどう動いていいのか分からなくなるのだ。

押したり引いたりを繰り返した後、
二人でもつれ合いながら土俵際で転倒し、
そのまま土俵の外まで転げ落ちてしまった。

私も田村君も膝をすりむいて血を流していた。

行事をしていた担任の先生は
私に軍配を上げてくれたのだが、
膝の痛みで勝利の喜びに浸る気持ちにはなれなかった。

その後のホームルームで相撲大会を振り返った先生が
興奮気味に「高山(私の本名)と田村の試合は凄かった!」と熱弁しだした。

するとクラスの皆もそれに同意して
その年の「一番すごかった試合」に選ばれてしまった。

私は多少誇らしげな気持ちにもなったが、
今から思えば、
私と田村君という、
非力で運動音痴な二人が無様にもつれ合っていただけの
なんのテクニックもない凡戦だったと思う。

しかし出血の派手さに騙されたのか、
私と田村君の一戦は、
クラスの皆からなぜか熱戦と見られてしまっていた。

運動神経抜群の金子君と少年野球のエース・村上君の一戦の方が、
お互いに技を出し合っていて、よほど素晴らしい試合だった。

先生にそのことを言ったら
「技術以上に、気持ちが伝わったんだよ!」
と言われてしまった。

確かに自分なりに気合は入れたつもりだが、
そんなのは他の皆も一緒だと思うのだが・・・

納得はいかなかったが、
なにぶん小学生だったので、
スゴイと言われると嬉しくなってしまって
しばらく得意になっていた記憶がある。

その翌年の相撲大会では、普通に秒殺された。

てか、俺が勝てたのは田村君だけだった気がする。




中学生の頃は、理科のテストで褒められた。

私は本来理科が大の苦手なのだが、
電気のことだったか
詳しくは忘れたが
その時のテスト範囲はなぜか相性が良く
しっかり勉強もして殆ど理解できていた。

テスト本番でも順調に解き進めていたのだが、
なぜか表面を解き終えたところで寝てしまい、
そのまま裏面を解かずにテストが終わってしまった。

なんでテストの途中で寝るんだと思われるかもしれないが
私には昔からそういうところがあるのだ。
自分でも分からない。

テストが返却された後、
成績上位者が発表されるのだが、
それに続いて先生がこう言った。

「点数は平均レベルだったが、一人褒めたいやつがいる。
それは高山だ!
高山は表面の基礎問題は全問正解!でも裏面の応用問題は0点だった!
でも先生は基本を完璧に理解することが大切だと思う!」

まるで成績上位者よりも、私の方が素晴らしいとでも言いたげな口調だった。

名指しで褒められたものの、私はなんともいえない微妙な気持ちだった。

だって裏面が出来なかったのは単に寝たから解いていないだけで、
恐らく寝ていなければ裏面も何問かは正答できたはずだったから。

もしかしたら成績上位者の中に入れたかもしれないし、
そもそも裏面が応用問題だったことすら知らなかった。

まさか、試験中に居眠りをして実力以下の点数を取ってしまったことが
こんなにも褒められることになるとは・・・

ちなみに理科でいい点を取れたのはそれが最後である。

その後、私は見事に赤点ロードを歩み始め、
落ちこぼれ街道を這いずり回ることとなる。


高校の頃も、似たような褒められ方をした経験がある。

数学の授業で、同じようにテストが返却されたとき、
先生が「前回のテストより成績が上がった人」を発表したのだ。

満点近くとった優秀な生徒が発表された後、
「一番点数を上げたのは、高山だ!」と嬉しそうに私の名前を呼んだ。

当たり前だ!
私は前回の試験で0点だったのだ!

今回また赤点を取ったら留年だったから、
必死こいて60点とっただけだ。

そりゃあ60点も点数を上げる生徒なんて私ぐらいしかいないって。

そもそも赤点を取る生徒の方が珍しいのに
0点を取る生徒なんて私しかいないのだ。

それが平均点を取って名指しで褒められるとは・・・


以上が私が印象に残っている「褒められた瞬間」である。

たった三つ!
少な!!


思い返すと、人生で褒められることってこんな感じのことが多い気がする。
私は国語と社会は得意だったので、テストでは毎回上位だったが、
それで褒められた記憶はない。

親とかに成績表を見せても
「もうちょっと理系も頑張りなさいよ」と言われるだけだった。
(ちなみに勉強ママとかじゃないです。普通の母ちゃんです)

反対に「褒められた記憶」を辿ってみると、
0点ばっかりとっていた理系のテストでのこと・・・

なんなのだろうか。

あれか
不良がちょっと優しいところを見せるとギャップが
ってやつなのか

最初に書いたが、
社会に出てからも結構そんな感じだ。

「これ我ながらいい仕事したわ~」
って思うことは意外と何も言われずに

なんの気なしにやったことで
褒められたりすることがある。


あと、良かれと思ってやったことが
裏目に出て叱られることが多い。

これ最悪。


まあ職場や学校での人からの評価なんて
そもそも無能な俺にとってはどうでもいいのだけど、
ふと人生で「褒められた」ことを思い出していたら
こんなことを考えてしまいましたよってことで。

人生は難しい。
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