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【雑感】歴史に名を残した男たち

37話を描き終わって
しばし思うことを
あてどなく

この回、雍丘の戦いというたった一回の会戦に
色んなものを詰め込んでしまったので
なんかしっちゃかめっちゃかで
よく分からない感じになってしまいました。

ちなみに今回描いた季布の一騎打ちは
前にアンケートした際に要望があったから描いたものです。
この一騎打ちのシーン
単にかっこいいシーンを無理やり詰め込んだだけじゃなくて
結構季布の物語として意味のあるシーンに昇華できたような気がして
なかなか気に入ってます。
まあ自分が納得できていても
読者の方がその「意味」を分かってくれないとダメだし
それが効いてくるのはもっと後になってからだと思いますが・・・

話を戻して
2000コメ記念で応えられなかった要望も多かったですが
これから実現できそうなのは今回みたいに積極的にやっていきたいと思ってます。

ちょっと雑談。

歴史マンガを描いてると思うことは
歴史に名を残すような人物って
ホントヤバイなってことですよ。

考えてもみてくださいよ
あなたの人生で知り合った人の中で
一番頭の良かったひと
一番運動ができたひと
一番すごかったひと
なんでもいいから「自分じゃ到底敵わねぇ!」ってひと
思い浮かべてみてください

その人たちですら恐らく
歴史に名前は残せませんからね。

俺は「自分じゃ到底敵わねぇ!」って人いっぱいいますよ。
てか、俺なんて下から数えたほうが早いダメ男だし・・・
職場の中にも「えぇ!?この人なんでこんな頭回るんだ!?」って人とか
「なんで同じものを見てるのにそんなに的確な判断できるんだ!?」って人とか
いっぱいい~っぱいいますよ。
歴史上の名将ってこんな感じでモノを見てたんだろうな~みたいに思ってしまう人も
沢山じゃないですけどいますよ。

でも彼らは歴史に名前残せませんよ。
それどころか孫ぐらいの世代が死んだら誰も名前を口にしなくなりますよ。

歴史に名前を残す人って
ヤバイっすよ。


メジャーリーグで戦うことが
野球選手として最高だと認められるなら

W杯代表に選ばれることが
サッカー選手として最高だと見なされるなら

歴史に名を残すってことは
人類として最高ってことじゃないですかね。
ちょっと極端な言い方だけど。


よくテレビで格闘技見てると
「こいつクソ弱えぇ~!www」
みたいに思ってしまうことありますけど
プロの大舞台に出てる時点で
ジムの中じゃバケモノみたいに強い人に決まってるんですよね。

オリンピックの柔道代表とか
よく負けると叩かれますけど
柔道の日本代表ってはっきり申し上げてヒトならざる存在ですよ!
片手でヒトを殺せるような連中ですよ!
まあ代表で戦う限り結果を求められるのは仕方ないですが
勝敗だけを見て「弱い」とか思われるのはちょっとねぇ・・・?

・・・
話が逸れました。
歴史に名を残した人物の話です。

歴史に名を残した人物の中にも
無能扱いされる人多いですけど
弱いとか言われてるプロ格闘家同様
彼らも一般ピーポーとは比べ物にならない存在なのですよ!きっと。

もちろん
歴史に名を残した人の中には
王様の息子に生まれたから
本人にはなんの取り柄もなくても
自動的に歴史に名を残せたようなような人もいるでしょう。

本当に無能だった人もいるでしょう。

ただ、それも他の大多数の人には無い強運だと思います。
(人によっては凶運かも知れないけど、
それも含めて奇跡的な天命だと思う)

まあとにかく
歴史に名を残した人ってのは
私にとっては人類の最強トーナメントにエントリーした人たちみたいなもんなのですよ。

そりゃ同じ人間ですから
学力だとか体力・知力で人並みな人もいたかもしれませんし
人間的には褒められない人だらけですよ。

でも彼らは
強運だとか強欲だとか異常な精神力だとか
ゲームのデータでは計れない
全てひっくるめた総合的な人間力で
常人とはかけ離れた存在なのです。

だから
俺のマンガでは
項羽だの劉邦だの
歴史に名を残した連中は
そういう規格外なバケモノとして描きたいんだ。

最近じゃ
歴史上の人物のお茶目な失敗談や
人間臭いエピソードを取り上げて
本当は大したことないみたいに扱うメディアも多いけど
そんなのは人間の本質じゃないよ

プロ野球選手だって少年野球みたいなエラーすること
一生に何度かはあるだろうよ

そういう歴史の見方をするのは
酒飲みながらプロアスリートに「ヘタクソ〜!」って
ヤジ飛ばしてるオッさんと一緒では?

まあそれはそれで楽しいかもだけど
俺は彼らの人間ぶりそのものを見たいんだ。

だから彼らを
ダサく描きたくはないんだ。

もちろんダサいこともたくさんやってきただろうし
それを覆い隠して美化するつもりもないけど
それで彼らのヤバさがくすむようなことはないんだよ。

創作作品の中の人物は
作者より頭が良くなることはない
なんてよく言われる。

俺は人間社会の底辺を這いずり回る無能の人だから
歴史に名を残した連中を描くことなんてできないのかも知れない。

でも彼らの人間としての本質を
少しでもえぐり出して表現することができたらー

そんなことを考えながら
歴史マンガを描いてます。

相変わらずまとまらねぇなあ…

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