第36話
元ネタ解説等々していきたいと思います。
◎李斯・李由
秦の丞相・李斯とその息子李由のモデルは
技巧派ボクサーのクリスチャン・ミハレス。

ちなみに李由のことは忘れていた方が殆どだと思いますが、
一応初出は第12話です。
彼らが不敵な笑みを浮かべていることが多いのは、別になにか意図があるわけじゃなくて、
モデルのミハレスがこういうニヤケ顔だからです。
◎張儀と魏冄
解説シーンで1コマだけ登場した張儀と魏冄。
顔のモデルは張儀→ドミニク・クルーズ
魏冄→チアゴ・シウバです。どっちもMMAファイター

チアゴ・シウバは同名のサッカー選手の方が有名らしいですが、私はそっちを知らなかった・・・。
色々と生き急いでいる人で、いつ訃報が飛び込んできても驚かないタイプの人ですね。恐喝ネタを使用。
ドミニク・クルーズは変幻自在のスイッチャー・チャンピオン。トラッシュトーカーでもあります。
◎李斯一族
グレイシー一族

◎息子しかいない
最後のほうで李斯が、将軍にするのを誰にしようか考えた挙句に「息子しかいない」
って言うシーンは、「ホドロフスキーのDUNE」という映画の中で、
ホドロフスキー監督が映画の主演俳優を考えた挙句に「息子しかいない」と悪びれもなく言い放ったシーンがモデル。
「ホドロフスキーのDUNE」に関してはここでも書いているので、お暇ならどうぞ。

◎章邯を抜擢したのは趙高?

今回のキモである、
「李斯と趙高の権力闘争は、山東における章邯と李由の武功争いと連動した」という説。
あまりこういう論法で秦の権力闘争を描写した作品はないと思いますので、
新鮮に思われた読者の方もいたのではないでしょうか。
当たり前です。なぜなら全部私が勝手に作った設定だからです。
決してSNSや匿名掲示板で、「史実だと、章邯は趙高が抜擢したんだ!」とか言わないようお願い致します。ホントに・・・。
この記事でも書きましたけど、章邯はもとから九卿末席の少府という、なかなかの高官だったわけです。
蒙恬が内史でありながらオルドス遠征を指揮したように、この時の章邯も、抜擢や昇進というよりは転任でしょう。
そこに趙高が関わっていたという記録はありません。
ただ、もう少し後の時期になると、
山東で戦う章邯と、関中を牛耳る趙高との間で虚々実々の駆け引きが始まるので(これは史料にあることです)
そういうところからヒントを得て趙高―章邯の関係をより深く描写してみたのです。
ちなみに、第11話を描いた時点では、
今回のような構想は思いついていませんでした。

だから今に至って、当時なんとなく描いた「章邯を将軍にしたのは趙高」という描写をうまく拾えたのはラッキーでした。
ちなみにちなみに、もうすぐ項籍VS李由が始まるわけですが、
この辺の時系列や関係人物の動向も、結構史料の記述とは異なってきてしまっています。
まあそのことは次回以降、このブログで解説するかもしれません。
とにかく、このマンガはそういう適当なマンガなのです。
詳しい方が見ればそんなの一目瞭然なのでしょうが、
歴史に詳しくない方も、ちゃんと歴史を描いているマンガなんだと鵜呑みにせず、無知な作者によるにファンタジーだと思って読んでいただけると幸いです。
次回はちょっと毛色の違うことをやってみたいと思ってます!!
引き続きよろしくお願いします!!
そしてコメント下さい!!!!!!!(涙)
では!!!!!
◎李斯・李由
秦の丞相・李斯とその息子李由のモデルは
技巧派ボクサーのクリスチャン・ミハレス。



ちなみに李由のことは忘れていた方が殆どだと思いますが、
一応初出は第12話です。
彼らが不敵な笑みを浮かべていることが多いのは、別になにか意図があるわけじゃなくて、
モデルのミハレスがこういうニヤケ顔だからです。
◎張儀と魏冄
解説シーンで1コマだけ登場した張儀と魏冄。
顔のモデルは張儀→ドミニク・クルーズ
魏冄→チアゴ・シウバです。どっちもMMAファイター



チアゴ・シウバは同名のサッカー選手の方が有名らしいですが、私はそっちを知らなかった・・・。
色々と生き急いでいる人で、いつ訃報が飛び込んできても驚かないタイプの人ですね。恐喝ネタを使用。
ドミニク・クルーズは変幻自在のスイッチャー・チャンピオン。トラッシュトーカーでもあります。
◎李斯一族
グレイシー一族


◎息子しかいない
最後のほうで李斯が、将軍にするのを誰にしようか考えた挙句に「息子しかいない」
って言うシーンは、「ホドロフスキーのDUNE」という映画の中で、
ホドロフスキー監督が映画の主演俳優を考えた挙句に「息子しかいない」と悪びれもなく言い放ったシーンがモデル。
「ホドロフスキーのDUNE」に関してはここでも書いているので、お暇ならどうぞ。


◎章邯を抜擢したのは趙高?

今回のキモである、
「李斯と趙高の権力闘争は、山東における章邯と李由の武功争いと連動した」という説。
あまりこういう論法で秦の権力闘争を描写した作品はないと思いますので、
新鮮に思われた読者の方もいたのではないでしょうか。
当たり前です。なぜなら全部私が勝手に作った設定だからです。
決してSNSや匿名掲示板で、「史実だと、章邯は趙高が抜擢したんだ!」とか言わないようお願い致します。ホントに・・・。
この記事でも書きましたけど、章邯はもとから九卿末席の少府という、なかなかの高官だったわけです。
蒙恬が内史でありながらオルドス遠征を指揮したように、この時の章邯も、抜擢や昇進というよりは転任でしょう。
そこに趙高が関わっていたという記録はありません。
ただ、もう少し後の時期になると、
山東で戦う章邯と、関中を牛耳る趙高との間で虚々実々の駆け引きが始まるので(これは史料にあることです)
そういうところからヒントを得て趙高―章邯の関係をより深く描写してみたのです。
ちなみに、第11話を描いた時点では、
今回のような構想は思いついていませんでした。

だから今に至って、当時なんとなく描いた「章邯を将軍にしたのは趙高」という描写をうまく拾えたのはラッキーでした。
ちなみにちなみに、もうすぐ項籍VS李由が始まるわけですが、
この辺の時系列や関係人物の動向も、結構史料の記述とは異なってきてしまっています。
まあそのことは次回以降、このブログで解説するかもしれません。
とにかく、このマンガはそういう適当なマンガなのです。
詳しい方が見ればそんなの一目瞭然なのでしょうが、
歴史に詳しくない方も、ちゃんと歴史を描いているマンガなんだと鵜呑みにせず、無知な作者によるにファンタジーだと思って読んでいただけると幸いです。
次回はちょっと毛色の違うことをやってみたいと思ってます!!
引き続きよろしくお願いします!!
そしてコメント下さい!!!!!!!(涙)
では!!!!!
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