零れ落ちる もうじき三十の 溜め息は何を語る
あんまり数観てるわけじゃないんで、映画の作品論とか俳優とか監督について語れるわけじゃないんですけど。
最近気づいたんですけど、
私ってかなり影響されやすいんですよね。
ひとつクセになってることがあって
この季節になって厚着するようになると、
頻繁に肩をゆするんですよね。
これって映画の「用心棒」で三船敏郎がやってた動きなんです。
映画を初めて観た後、興奮さめやらぬ私は
自分が凄腕の剣客になったような気がして
道の大通りをズカズカと歩きながら
ミフネよろしく肩をゆらしながら歩いてたんですよ。
最初は意識してやってたんですけど
今は完全にクセになってしまいました。
私が映画を見るのは
こういうふうに自分が映画の中に置いていかれる感覚が心地よいからなんです。
映画は時間が来たらエンドクレジットが流れて
私は日常生活に引き戻されて家路につくことになるんですけど
心はまだ映画の世界に引きずり込まれていて
現実とのギャップで呆然としてしまう。
なんかクラクラしてて足取りも重く
このまますし詰めの電車に乗って帰宅しようものなら
映画の主人公ばりに粋がった兄ちゃんをぶん殴ってしまうかもしれない。
あぶねぇからちょっと遠回りして
人気のない道をとぼとぼと歩いて気持ちを落ち着かせないと・・・
そういう映画に酔っ払うような感覚が恋しくて
映画館に足を運んでいるような気がします。
だから、自分はCGがすごいSF作品とかより、
低予算でも人間が濃く描かれてる作品のほうが好きですね。
いや、低予算だろうがハリウッド超大作だろうが
面白けりゃなんでもいいんだけどさ・・・
あと、分かりやすいの。
俺はバカだから、思考が必要な映画はダメだね。
うん。
今年みた映画
アメリカン・スナイパー・・・イーストウッドらしい良作だった
セッション・・・良い
チャッピー・・・良い
マッドマックス怒りのデスロード・・・良い
きみはいい子・・・うん、まぁ・・・
ジュラシック・ワールド・・・ダメ
キングスマン・・・ちょっと残念
スターウォーズフォースの覚醒・・・まあ
百円の恋・・・素晴らしい
ゴーン・ガール・・・長さが気にならなかった。褒めてつかわす
フューリー・・・そういうのじゃないんだ
インターステラー・・・??
紙の月・・・結構良かった
誰よりも狙われた男・・・う~ん、うん・・・
ジャージー・ボーイズ・・・とても素晴らしい
猿の惑星:新世紀・・・良い
あん・・・良い
百日紅・・・あのさぁ・・・
フォックスキャッチャー・・・とても良い。とても良い
パレードへようこそ・・・素晴らしい
恋人たち・・・まぁ良い。てか題名が間違ってる
神々のたそがれ・・・ほとんど寝てた
インヒアレント・ヴァイス・・・よくわかんね
涙するまで、生きる・・・そこそこ良い
JIMI:栄光への軌跡・・・う~ん・・・クソかな
フレンチアルプスでおきたこと・・・良いのでは
真珠のボタン・・・へー
孤高の遠吠・・・素晴らしい。こういうのでいいんだよ
イミテーションゲーム・・・良い
名画座とかであとから見ることが多いので今年の映画じゃないかもしれません。
見たかったけど見てないのが多いので来年はもっと見たいです。
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