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ぺぺぺ

「カンニング・スタンツ」第15話更新完了しました。

いつものように元ネタ解説します。

今更ですが、劉邦はハロルド作石先生の「ゴリラーマン」という漫画にでてくる藤本修二というキャラ。

0922.jpg      hujimoto    

ただ、藤本→劉邦に関しては、完全にモデルというよりは、髪型とか性格とかをちょっとヒントにした程度ですが。
何が優れているのかよく分からないけど、自然と仲間内でボスになっていて、喧嘩は苦戦しても最後に勝って、
おいしいところで女にモテる。基本的に薄情だけど変なところで義理人情に厚くて人間味が溢れているところなんかが
劉邦っぽくていいなぁと思っていました。
「ゴリラーマン」は古い漫画ですけど、単なるヤンキー漫画や青春ギャグ漫画では片付けられない独特の味がある作品なので、興味のある方はぜひ読んで頂きたいです。
きっと男子高校生だった(である)人なら、ものすごくしんみりした気持ちでクスっと笑えるハズです!



1509.png

『史記』高祖本紀には「沛公左司馬得泗川守壮殺之」沛公(劉邦)の部下である左司馬(官名)が泗川郡守の壮という者を捕らえ、処刑した・・・と記載されているのですが、それが後に登場する左司馬の曹無傷かどうかは分かりません。
この漫画ではそういうことにしました。



1513.png     04_3.jpg

周苛は、「装甲騎兵ボトムズ」OVAシリーズに登場するムーザ・メリメ。
フリーザで有名な中尾隆聖さんが兵隊ヤクザを演じていてとてもかっちょいいです。




dandan        dand      

周勃=総合格闘家のダン・ヘンダーソン。
十数年前から現在に至るまで、常にトップ戦線で戦い続けているレジェンド・オブ・アメリカです。
豪快な右フックが私は大好きです。


1514.png     images.jpg

紀信=元・西武ライオンズの石井貴投手。
昔の珍プレー好プレー(今ではやらなくなってしまいましたね)でよくネタにされているのを見たことがある人もいるのでは?


1515.png     10047500377_s.jpg

盧綰。これも元・西武ライオンズの高木浩之内野手。
派手な選手ではないですが、小兵ながら気迫あふれる打撃と守備でチームを支えた名選手です。
私は童顔で飄々としていたこの選手が大好きでした。
おなじくリトル・ガッツマンという点で、今は西武の大崎雄太朗選手に注目しています。



1524.png  cb159c4c.jpeg

張良が女の子みたいな外見なのは、私の中では中学生の頃に司馬遼太郎先生の「項羽と劉邦」を読んだ時から決まっていたことです。
今回漫画に登場させるにあたって、一応中日ドラゴンズ浅尾きゅん投手をモデルにはしましたが、もう殆ど面影はなくなっていますね。
浅尾きゅん早く復活してくれ・・・


1530.png    20100920001434.jpg

これは説明しないでもいいよね・・・?


以上!今回も沢山のコメント、応援を有難うございました!
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糞糞



☆嘘をついてはいけない。

嘘をついてはいけない。
嘘をついているという自覚はなくても、見栄を張りたくなって
主観で物事を語ったり、空返事をしてしまうことはよくある。
だが嘘をつくと、その嘘をつくろうためにまた嘘を重ねていかなければならなくなるから
最初になんでも正直に話すことが大切。
分からないことは分からないと正直に返し、
自分はこの程度の人間なのです、そのことはよく自覚しているんです、
ということを相手に好意的に理解してもらうことが、良好な関係を築くことに繋がる。
諺曰「玉についた傷は磨けば消えるが、言葉でついた傷は取り繕えない」。至言。


☆人生は変えられるが、性格は変えられない。

人間、生まれ持った性格は変えられない。
四角四面な根暗人間が、大勢の人が集まる場所で遅れをとるまいとして
はしゃごうとしている様など、目も当てられない悲惨なものがある。
普段は不真面目でずぼらな者が、やたらと君子振って張り切るのは興醒めなことこの上ない。
要領よく場面場面で態度を変えられるような器用な者ならば良いが、
残念ながら「要領が良い」というのも立派な性格であって、
そうでない者は不出来なりに過ごしていかねばならない。
自分に不向きなことをやらなくてはいけないことも勿論あるが、
やらなくてもいいのに首を突っ込んで失敗するのは愚の骨頂である。
人と仲良くできない者は、無理をして仲良くなろうとか、良く思われようとかしてはならない。
精々嫌悪感を与えない程度に付き合って、相手の心に何も残さないのが賢明な方法だ。
人を楽しませることができない者は、無理に笑いを誘おうとか、場の中心になろうとか思わぬことだ。
精々隅の方で相槌と愛想笑いに努めて、場の雰囲気に溶け込むのが健全である。
根暗で人と接するのが下手な者にとって目指すべきは、
「あいつはくそ真面目でおとなしいやつだから」と思われることだ。
不真面目で努力ができない者にとって目指すべきは、
「あいつはバカで不器用だけど、一生懸命だから」と思われることだ。
自分にできることは、それこそ必死でやらねばならないが、
自分にできないことを「できる」と勘違いして失敗をするのは、
全ての過失の元凶である。
それまで出来なかったことに対して、今度はできるのはではないかという憶測を持つのは、
フェザー級のボクサーがヘビー級のボクサーに勝てるかどうかと論じるのと同義であって、
客観的かつ冷徹に自己への判断を下さねば失敗を重ねるばかりである。
成功を治めるのはまた一段上の次元の話であって難しいが、
失敗を無くすことはそれよりは容易である。


☆努力するのは余裕をつくるためである

努力をするのは結果を出すためではない。
結果は才能の賜物であって、努力にそれを求めるものではない。
ちなみに、この場合の努力とは自らの意思や希望に反して実行する行為のことを指す
スポーツでも勉強でも、自分からやりたいと思って行う訓練や修養は趣味であって、努力と扱わない。
だから「好きこそものの上手なれ」は努力の成果ではなく、才能の発露だと規定する。
話を戻すと、わざわざ努力をするのは余裕をつくるためである。
余裕は結果の先にある。
だからミクロ視点でみれば結果は努力の賜物だと思われるかもしれないが、
マクロ視点でみればそうではなく、その先にある余裕を手に入れるためにしていることなのだ。
だから「努力が結果につながらない」のは当たり前なのだ。
結果は才能次第でどうにでもなるものであり、努力は二次的要因にすぎない。
結果が芳しくなくとも、才能に比例したものだと割り切って、
結果を出したこと自体に価値を見出すことが重要である。
最悪なのは結果が悪いことなのではなく、結果を出せていないことだから、
そうならないように努力するのであって、努力で自分の能力が向上するとかいう考えは間違っている。



すべて自分に向けての備忘録ですので、悪しからず。

| 雑記 | 11:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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カンニング・スタンツ第一部完!

すっかりブログ更新を怠っていました。
もし楽しみにしていてくれた方がいらっしゃいましたら申し訳有りませんでした!

今回も元ネタ暴露をしていきます。
http://muserugohogoho.web.fc2.com/14g.html


まず、何度も言ってますが、陳勝は高田延彦です。
1426.png   cap075_20081124235409.jpg


御者の荘賈は高田を引退試合でKOした田村潔司です
1422.png  2005102502_01.jpg


今回の話、格闘技ファンの方ならすぐ気づいたとおもいますが、
高田延彦と田村潔司の因縁がそのままそっくり元ネタになっています。

この動画を観てもらえば、大体わかるとおもいます。
http://www.youtube.com/watch?v=t9OFlsnhUqg

「秦と真剣勝負してください!」は田村が高田に言い放った「僕と真剣勝負してください!」のパロ

この動画のあとの引退試合で、高田はかつての後輩である田村と泥仕合を繰り広げた挙句KO負けを喫します。
その後のマイクパフォーマンスで「田村、お前男だ」という後に高田を代表する言葉にもなる有名なセリフで
田村を讃え、それに対して田村は号泣してかつての先輩を見送ったのでした。

1429.png1430.png

今回の漫画は、全てこの一連の流れのパロディです

(こうやって丁寧に解説しちゃうと、いかにヒドイことをやってるか気付かされて興醒めだなぁ・・・)


そもそも、私はこの漫画を描きはじめる何年も前から「項羽と劉邦」の漫画を描きたいと思っていて、
あの人物の配役はアレだな・・・とかその頃から妄想していたのですが、
陳勝にピッタリ当てはまったのが高田延彦だったのです。

不世出というほどの実力は無かったものの、時勢の流れであれよあれよという間に時代の寵児となってしまい、
一つの時代を切り開く役割を与えられてしまったがために、本人の技量とかけ離れた大役を果たさなくては
いけなくなった、という共通点があったからです。

で、陳勝が高田だったら、もちろん介錯役を果たした荘賈は田村だよな、と。
そうなったら、当然最期の言葉は「お前、男だ!」だよな!と。


しかしながら、これはPRIDE(という格闘技団体があった)全盛期に思いついていたネタなので、
もはや「総合格闘技?なにそれ美味しいの?」状態となってしまった現在では全くウケなかったのが残念です!

私が学生の頃は、「お前男だ!」「やれんのか!?」とか言えば、クラスメイトたちは「高田wwww」と爆笑したものですが、
そういったネタが全く食いつかれなくなったのは、自分がオッサンになったことを痛感させられて陰鬱な気持ちになります。

おっとつい愚痴が溢れてしまいました。

ちなみに、陳勝の盟友・呉広は、高田延彦の右腕だった安生洋二です。
1206.png      cap002_20090309225328.jpg


あとあと、第十話で陳勝とその部将である鄧宗・宋留が繰り広げていた謎のやり取りは、
高田延彦がいつだかのPRIDEのリングで、ヴァンダレイ・シウバとクイントン・ランペイジ・ジャクソン相手に行ったマイクパフォーマンスです。
もちろん、鄧宗・宋留はそれぞれシウバ、ジャクソンそのものです。


さて、理解されなかった古い格闘技ネタとともに陳勝を消すことができたので、
次回からいよいよ「項羽と劉邦」の舞台にはいれ・・・・るかなぁ・・・・?
当分は「項梁と章邯と陳余と劉邦とその他大勢」になるとおもいますが、項羽ファンの方は気長にお待ち下さい・・・。

でわ!!
1504.png

| カンニング・スタンツ | 17:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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